オタク女のシンガポール旅行日記3
シンガポールで映画の聖地巡り~2日目(1)~
起床。窓を開ける。うっすら晴れてるけど、雲ゆき妖しいな。
シンガポールは天気の変動も激しいので、雨が降ってもそんなに心配ない。
雨が降っても、すぐに止んで、すぐに晴れる。
そんなわけで2日目スタート。
1日自由なので聖地巡礼がんばるゾイッ。
【悩みは朝食から始まる】
マリーナベイサンズの朝食ですが、3つのお店から選べます。
【SPAGO(スパゴ)】
2つ目は1Fにある
【RISE(ライズ)】
3つ目も1Fにある
【Adrift(アドリフト)】
以前、ここに泊まったことのある友人からは「ライズ」を勧められていたのですが、
ムルソーの誘惑には勝てないし景色がいいところで朝飯食べたいってことで、
モーニング開始7時の30分前から「スパゴ」へ。
他の観光客をぺろぺろにナメているので、私たち一番乗りやろとか思いきや、
すでに6人くらいが並んでる。
開始直前になると結構な人数並んでいたので、
並んで結構な時間待つの嫌な人は30分前から並ぶのをおススメします。
席に通されるとめっちゃ景色が良い。本当に良い。
そしてこの時間でもプールに人は多い。
ビュッフェ形式で、好みのメイン料理を注文できる。
私はエッグベネディクトにしました。
あとはビュッフェで美味しそうものを山ほど取ってくる。
気候がいいのでフルーツたくさんあってどれも美味しそうなので
メロンとってきたらめっちゃ甘くなくて不味かった。
メロンはやめておけ。バナナは美味しかった。
飲み物も好きなの注文できるし、珈琲とか紅茶はなくなったら、
店員さんがすぐにおかわりくれる。
優雅~~~~~~~~!!!!
朝飯終えて部屋に戻り今日の計画を確認
1、劇中破壊されたガーデンズ・バイ・ザ・ベイに行く
2、シンガポールフライヤーに乗る
3、プトゥピリンを食べる
4、ハジレーンでお買い物したい
5、毛利のおっちゃんみたいにラッフルズ・ホテルでシンガポールスリングを飲む
7、チキンライス食べたい
とりあえず、上記のことやりたいと計画を立てた。
今思うと無謀すぎるけど、結論を言えば全部やれた。
けどあまりに無謀なこの計画は若い体力ありき。旅に体力はつきものやで、工藤。
ちなみに準備中に大雨になってやばいやばいと大騒ぎしているうちに雨が止みました。
この雨のせいで、とんでもないことに……。
【ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの連絡通路どこや!?】
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは映画最後に海賊たちにめっちゃ破壊されてた、
変な木があった植物園である。
夜になるとライトアップされて、ナイト・ショーもやってるけど、
今回は昼に行って、木と木を繋ぐ空中通路を渡りたかった。
マリーナベイサンズの目と鼻の先。
連絡通路もあるみたいなのですぐに行けるっしょということで、
さっそく行ってみるけど行けない。
連絡通路これだなって見つけられてはいるけど、通路に上がるための手段がないのだ。
フロントに聞いた道を行ってみるけどない。
他のスタッフに聞いたら外に出てエレベーターを使えというので行こうとすれば、
外に出る用のドアに鍵がかかっている。
「雨が降って通路の大理石滑りやすいから閉鎖」 と書いてある。
「大理石使ってんじゃね~~~!!てか地面に何か敷けばいいだろ!!」と、
昨夜の風呂場の大理石事件を思い出して大理石に激怒。
結局遠回りに遠回りを重ねて、どうにか連絡通路に到着。
30分くらいのタイムロス。
ミッシェルとマリーナベイサンズの設計ミスについて発狂し合いながらガーデンズへ。
しかし、この時の彼女たちは知らなかった。
雨の悲劇はまだ終わっていないことに……。
【雨が降ったせいでやってない!?】
さて、どうにかガーデンズに到着。
日本では見たことのない植物や鳥、それを眺めながらツリーの入り口を目指すけど、
朝早すぎたのか人がいない。
すれ違う人がいない。てか、でけぇ……園内がデカい……森が鬱蒼としすぎて、
ここはジャングルかって心配になる。
と、ようやくツリーの入り口発見!
人も何人かいるし、すみませーんとチケットを買おうとしたら、
「すまん、雨が降ったらここ歩けないんだ」
まじかい!? 雨やんでるし、もう少し待ったら昇れる?
「どうだろな~? それも分からん」
連絡通路を探す苦労と、ここまでたどり着くまでの歩き疲れもあって、
ミッシェルと「あかん!幸先悪い!」とうなだれる。
「雨止んでるからいいじゃん~~」と泣きつきたいのを我慢して諦めることに。
こうなったら、一番行きたかったシンガポールフライヤーに行くしかない!
つぅことで、巨大観覧車へGO!
【夢のシンガポールフライヤー】
シンガポールフライヤーは165メートル、例えるなら42階建てビルと同じ高さの、ちょー巨大な観覧車。
映画純黒の悪夢で降谷さんと赤井さんが殴り合ってた観覧車のモデルになったらしい。
いつかこの観覧車に乗ることを夢見ていたので今回の旅で2回は乗るからと宣言。
と、まだ旅が始まったばかりの我々。
ガーデンズからシンガポールフライヤーズまで13分で徒歩いけんじゃーんと、Googleマップさんがいうから徒歩で行く。その場から遠くにシンガポールフライヤー見えるし、余裕っしょ♬
が、全然余裕じゃない。13分どころか20分くらい歩いて行きました。体力大事。
あと、先ほどの「やってなかった」トラウマで「え、回ってる!? 回ってる!?」と何回も確認した。回っていた、良かった。
さて、シンガポールフライヤー到着!
デケーーーッ!!!と大はしゃぎ。
全然人いない!店も空いてない!
平日の朝にしては寂しくない〜???
貸切の可能性にワクワクしながらチケット売り場へ。
チケットは33$。(だいたい2800円くらい)
んで、JCBカードの支払いなら10%オフ。
さっき観覧車10%オフ言うたやん、というツッコミが聞こえてきますが、JCBカードが役に立ったのはここだけ。
その後、彼が活躍したところはありませんでした。JCBは日本のカードらしいから、海外で役に立たないって後から知った。
ミッシェルがJCBカードだったばっかりに、キャッシュレス国であるシンガポールで、ことごとく「それは使えない🙄」と断られまくった。
2人いたからいいけど1人だったら死んでたと思うので、みなさんカードは2種類ぐらい持っていきましょう。
搭乗口まで登り、途中強制的に記念写真撮られながらようやくカプセルに到着。
デカッ!!
1周30分くらいなので、中央に座る席がある。
乗り込むと私たち2人以外に、インド人の男性2人、アメリカ人のお姉さん2人の計6人。本来なら28人が乗れるのでひろーーーい!!
「世界はあなたの色になる」をかけながら、純黒に思いを馳せるメラン。正直、景色よりも、こんな高いところであの2人殴り合ってたんかい正気かー?!となってました。
オタクが思いをはせていたら、インド人のおじさんたちに写真撮りませんかって声かけられる。従兄弟同士、奥さんたちも交えて旅行にきたけど、奥さんたちは高いところ怖いらしくて2人で乗っているところらしい。美女2人をナンパするとは見る目があるな、おっさん。
教師やってて退職して……とおじさんが話してたら、一緒に乗ってたアメリカ人のお姉さんたちが「私たちも小学校の教師なの!」と話しかけてきた。
異国の観覧車に日本人、インド人、アメリカ人が揃うのって面白いねってことで、みんなで記念写真撮りました。
観覧車を堪能しても、今日は始まったばかり!さて次はプトゥピリン食べ行くために「Hi, taxi!」
「プトゥピリンってなに!?」となる方も多い中、(2) へ続く。
続