オタク女のシンガポール旅行日記2
シンガポールで映画聖地巡り~1日目(2)~
部屋でくつろいでいる暇はない。シンガポールは夜になってからが本番。
知らんけど。
【スぺクトラ】
スぺクトラは水と光と音楽によって構成されたナイト・ショー。
簡単にいっちゃうと蘭ねーちゃんが1人で鑑賞していた噴水ショー。
マリーナベイサンズの広場で毎日、夜の20時と21時の2回やってる。
曜日によって時間違ったりするので、行く前に調べてみてね。
6時間の渡航で腹減りすぎているので、ちょっと食べてから観ようかということに。
20時の回まで40分もあるし夕飯余裕っしょ。
というわけで、ホテル内にあるというフードコートを目指す。
【注意:マリーナベイサンズはめちゃ広い】
ここで賢い読者は察したかもしれませんが、
余裕っしょと余裕ぶっこいていた2人は、
地図を頼りにホテルからフードコートを目指して歩くけど、
5分歩いても着かない……あれ?
そう、マリーナベイサンズはめっっっっちゃくちゃ広い。
3つのタワーが建っているのが宿泊施設で、
お店やフードコードがある娯楽施設は大きな道路向こうにある別棟にある。
ホテル棟から地下を抜けて(途中カジノの前を通る)いく。
不運なことにフードコートは端っこにあるので、
歩いて15分かけてフードコートに到着した。時間的にぎりぎり。
みなさん、時間には余裕を持ちましょう。まじで。
マリーナベイサンズの広さに憤怒しながら、
2人それぞれ美味しそうな店で夕飯ゲット。私はカレー。
青い米の見た目がちょっと……てなるけど美味しい~~!!
魚フレークも混ぜ混ぜして食べる。
サイドのメニューも魚と野菜で、お肉の味付けも日本人好み。
これで1000円くらいかな?
ガイドブックにも載ってるんですがマリーナベイサンズのお店はどこも高い。
時間ない時なら食べるのアリ。美味しいし。
と、先ほどの時間ないって話に戻り、
フードコートまでの道のり&注文する時間&食べる時間によって、
「うめぇ!!」てなりながらマッハで食べ、マッハでホテル棟に戻り、
目の前での広場で始まるスぺクトラに滑り込みセーフ!
広場には端から端まで観光客!けど、座れるところはたくさんあるので、
ギリギリに来ても大丈夫。
スぺクトラは規模でかいので、遠くからでも大満足。
演目はわりと変更するそうですが、私たちが観た時にはヘビメタみたいなのが流れて
わりと激しめでした。月光流れるかなと期待してたから残念。
けど、水と光のナイトショーは一見の価値ありでした。
10分~15分くらいで終了だけど、終わった後には拍手。
うそ、30分くらいだったかも。自分で調べてくれ。
【今さらだけど夜の気温は最高に気持ちいい】
シンガポールは通年であったかい。
私たちが行った8月ごろは半袖ショーパンルック。
昼間は暑いけど、夜はちょうどいい気候。海風もあるので気持ちいい。
【マリーナベイサンズの屋上・インフィニティプールへ】
シンガポールでマリーナベイサンズに泊まるからには、
ここに行かずしてどこに行く……。
そう、屋上のプール!
蘭ねーちゃんと新一(キッド)が手を繋いでいた場所!
屋上には着替える場所がないので部屋で水着になり、
バスローブ姿で屋上までエレベーター。
ちょっと恥ずかしいけど、みんな同じなので2回目くらいは気にしなくなる。
プールはたしか22時までなので、
とりあえず夜景観て、プール入ろうってはしゃいで行ったら、
人、人、人、人、人!
めっちゃ人がいる……音楽も鳴ってる……パリピのパーティに紛れ込んだ気分。
写真撮るのはスタッフさんがそこかしこにいて、向こうから声かけてくるので安心。
バスタオルも無限に使い放題で用意されてる。
プールの端っこまで行って夜景観てると、たしかにこれは恋人ときたら最高ですじゃ。
ちなみに……
紺青の拳を持って行きました。
持っていくのおススメです。
たぶんアマゾ●で500円くらいで売ってる。
プールの滞在は30分くらい。
翌朝の朝食で行く予定だったのでスルーし、
次にやりたいことへGO!!
【マリーナベイサンズのカジノへ】
マリーナベイサンズにはホテル棟と娯楽棟を繋ぐ地下通路にカジノがあります。
合法カジノですが国籍によってはいけない。
パスポートが必要なので、必ず持っていきましょう。営業は24時間やってます。
カジノと言えば安直なのですが、オーシャンズ11を想像していた女2人。
ジャージ・クルーニーみたいなダンディにナンパされたらどうしようと大騒ぎ。
この時のために持参したパーティ服とヒールというおしゃんな恰好に着替えて(あむぴのショルダーをクラッチバッグに変更)、
いざカジノへ。
入り口は屈強な警備員と黒スーツの男性たち。
お、雰囲気あるじゃん。カジノではイケメンの男性や綺麗なディーラーが、
チップを巡って知略の限りを尽くしているかも……!
な~んて妄想に浸っていましたが、中に入るとイケメンはおらず……。
正装してるの私らくらいで、他はTシャツにショーパンのおっさんたち。時々おばさん。
スロットとディーラーのいる卓があっちこっち。どこも盛り上がってない。
な~~~んだ~~~~ジョージ・クルーニーもブラット・ピットもおらんやんけ~~~!!!!
内部は飲み物飲み放題なので、甘い珈琲飲みながら一周してさっさと退散。
一攫千金を狙う方は、ぜひ遊んでみてください。
(カジノ内は撮影禁止のため写真無し)
カジノでガックリしてたらお腹減った。
さっき夕飯食べたフードコートが24時間やってるらしいので、ルンルン気分で行ってみる。
さっきは急いでたから食べれなかったトウファやラーメン食べちゃお〜❤︎
と、行ってみたら半分以上が店閉まってて爆笑。海外の洗礼〜〜!!
おい~~~てなりながら、やっているお店で食べたいのをあれこれ選ぶ。
安いからついつい頼みすぎてしまう。
と、向かいの席に自分たちと同じく、
綺麗な外国人お姉さん2人がテーブルについた。
あんなにスタイル抜群で綺麗なのに、私たちみたいに夜食食べるんだ~、お仲間じゃないか~。
なんて思ってたら、彼女たちは小籠包2個を頼んで1個ずつ食べていました。
一方、私たちが貪り食べたもの。
美味しかったから問題なし。
(こんだけ頼んで1200円くらいだった)
【シンガポール豆知識:】
シンガポールのフードコートは食事終えると食器下げなくていい。
そのまま席を立つと、お皿を片付けてテーブルを拭く人が現れる。
ちなみに、シンガポールは三食を外食で済ませてしまうそう。
外食は安いし美味しいので、たしかに外で三食済ませた方が作るよりも安いかも。
夜食も食べたので大人しく部屋に戻ってお風呂。
<こっからめっちゃアホな話なので読み飛ばしていいよ>
ミッシェルがタピオカ(その日4杯目)を買いに行ったので、
私は風呂に入るため湯船にお湯を溜めた。
浴室的なところの真ん中に湯舟があって、すぐそばに流し。
そんで写真には載ってないけど、左側にトイレ、シャワールームとそれぞれ分かれている。
海外の風呂事情がまったく違うことはわかるけど、
お風呂に浸かって「ふぅ、金持ちになった気分♡」て優越決めてたところで気づく、
「あれ?体洗う時はシャワールーム行かないとじゃん」
つぅわけで、湯舟から出てシャワールームへ。
で、身体洗ってシャワー出したまま外のタオルを取ろうとしたら悲劇が起こる。
シャワールームと外の床の段差が「1センチ」しかない。
1センチしかないとどうなるか……そう、水が溢れる。
ちなみに床は大理石。水で濡れていると滑りやすいことこの上ない。
濡れてる床を何も知らないミッシェルが歩いて転んで頭ぶつけたら、
それこそコナンみたいな殺人事件になっちゃうじゃん!
優雅な気分など消えて、悲鳴上げながら半裸のままタオルで床を拭く。
初日はそんなこんなで幕を下ろしました。
2日目へ続く。
続